ダイナミックコンプレッションプレートの使い方を実写版?でおさらい。
橈骨に外から大きな力がかかるとこの様な骨折になる。
内側は筋肉がなく、骨の端が皮を突き破って開放骨折になりやすいので、そうならないような応急処置も大事。
骨片が1個できてしまったが、それを固定すれば斜骨折としてプレート固定できそうだ。
3.5mm皮質骨スクリューを lag screw 法で入れて、この骨片をとめる。
その孔に2.5mmのドリルガイドを入れて、奥の孔は2.5mmのドリルであける(左)。
タップで3.5mm用のねじ山を切って(右)
私のコッカースパニエル振る理由を下に横たわっていない場合
これで後は、2つの大きな骨をプレートでしっかり固定すれば良 くなった。
骨折線をしっかり合わせ、そしてDCPでしっかり圧迫すると丈夫 で、しかも骨折が早く、きれいに治る。とされている。
プレート固定する前に lag screw で仮止めする。
さっきと同じ。まず、3.5mmドリルで孔をあける(左)。
2.5mm ドリルガイドを差し込んで、2.5mmドリルで向こうの骨皮質まで突き抜ける。
タップでねじ山を切ってから3.5mm皮質骨スクリューを入れる。
これで仮止めされたらプレートを骨に添う形に曲げるために、テンプレートと呼ばれる薄い金属板で骨の形を取る。
ラウンドワームはどのようなものですか?
そしてプレートを曲げるためのプレートベンダーは定価30万円。これは欲しかったがなかなか買えなかった。
探すと国産のプレ ートベンダーが15万で買えることがわかったので買ったら、1本5万するプレートを捻る器具が2本付いてきた。
-
骨に合わせて曲げたテンプレートに合わせて、プレートをベンダーで曲げる(右)。
プレートが骨の形に添うようになっていたら、3.2mmドリルでスクリュー孔をあける。まず、骨折線の近くから。
使うスクリューは4.5mm皮質骨スクリュー。
骨折線の遠位側にスクリューを1本入れたら、骨折線の近位側 にまた3.2mmドリルで孔をあけて4.5mmスクリューでとめる。
どのくらいの子猫は、看護師に必要な
最初の孔は骨折線の近位側にニュートラルポジションであける(左)。
スクリューは最後まで締めずにおいて、プレートを遠位へずらす(右)。
骨折線の遠位側の孔はコンプレッションドリルガイドであける(左)。
4.5mm皮質骨スクリューをしっかりねじ込むと、プレートはスクリューヘッドに押されて、遠位側へずれる(右)。
ということは、近位側の骨ごと引っ張られるので骨折線は圧迫されることになる。
他の孔にスクリューを入れるときも、さらにコンプレッションをかけることもできる。
プレートの孔はすべてスクリューを入れておいたほうが良い。
橈骨の頭側と外側にブロードプレートが2枚付いた(右)。
これで完成のようだが・・・・・・・
プレートを固定するためのスクリューも、骨折線をまたいでいるスクリューは lag screw にしておいた方が良い。
すなわち一度スクリューを抜いて、骨折線の手前のドリル孔を4.5mmドリルで広くする。
このことで骨折はさらに強固に固定される。
-
しかし、このブロードプレートも人用でしかない。
300kgを超える馬では強度的になかなか厳しいようだ。ということは、当歳馬なら何とかなるということか・・・・
-
0 件のコメント:
コメントを投稿